香港記者協会新主席鄭嘉如、解雇の経緯を語る。(Getty images)

香港 記者協会主席を米WSJが解雇 「国家安全法」の影響か 

【香港】最近、アメリカの大手新聞社「ウォール・ストリート・ジャーナル」(WSJ)が、香港駐在の記者であり香港記者協会の主席である鄭嘉如氏を解雇し、大きな議論を呼んでいる。鄭氏は、アメリカ時間、7月16日(水曜日)の記者会見で、この解雇がWSJのメディアの自由に対する姿勢を疑わせるものであり、香港の現状を反映していると述べた。

鄭嘉如氏は2022年にWSJに入社し、中国の電動自動車産業を担当していた。今年6月、彼女は香港記者協会の主席に選出された。しかし、先月、突然「職務再編」を理由にWSJから解雇された。

WSJの発行元であるダウ・ジョーンズの広報担当者は、個別の人事問題についてはコメントしないとしつつも、WSJは常にメディアの自由を支持していると強調した。しかし、鄭氏はWSJがメディアの自由に対して二重基準を持っていると非難している。特に、WSJがロシアで拘束されている記者エヴァン・ゲルシコビッチ氏の解放を積極的に求めている一方で、鄭氏を解雇したことは対照的だと指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾政府は2027年度予算案で、国防関連支出を前年比18.2%増の1兆1,225億台湾元へ拡大する方針を決定した。GDP比は3%を超え、過去最大規模となる。国民への一律現金給付や社会福祉、公共建設も増額する
台湾軍の国防用ドローン調達を巡り、落札業者が中国製の部品などを使用した疑いが浮上した。高雄の橋頭地検は国家安全法違反などの疑いで捜査し、業者責任者の勾留が決まった
台湾政府は2027年度予算案で、防衛関連費を初めて1兆1225億台湾ドルに拡大する方針を示した。GDP比3%超の水準で防衛力を強化し、国民1人当たり1万台湾ドルの給付も行う
台湾の漢光42号軍事演習は、分散型指揮、予備役動員、通信障害、重要施設防護、海上封鎖対策までを検証。軍・政府・企業・民間が連携し、中国の侵攻やグレーゾーン圧力に備える総合防衛体制を試した
台湾の裁判所は8月11日、中国共産党(中共)政権の指示を受けて台湾の選挙に介入した罪などで、中国出身の活動家に懲役7年を言い渡した。