英ロンドンの著名な落書き「ブリックレーン」に登場した中国共産党のプロパガンダ。のちに上書きされた (Photo by HENRY NICHOLLS/AFP via Getty Images)

中国共産党の赤旗を大英博物館に持ち込み批判殺到

最近、中国のソーシャルメディアで広く共有されたビデオが多くの注目を集めた。

ある中国人ネットユーザーがイギリスの大英博物館を訪れた際、中国国旗を持っていたため、スタッフに制止され、国旗をしまわなければ退館させられると言われたという。このニュースは中国のメディアやソーシャルプラットフォームで急速に拡散し、多くの議論と怒りを引き起こした。

しかし、ラジオ・フリー・アジアによれば、実際の状況は異なる。ビデオでは、博物館スタッフが国旗をしまうよう求めただけであり、退館を求めたり、中国国旗を特別に問題視したわけではなかった。大英博物館の広報担当者も、ビデオに映る訪問者が退館を求められたわけではなく、国旗も没収されなかったと確認した。

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