10日、秋田県横手市の採卵鶏農場で、高病原性の「H5型」鳥インフルエンザが検出された(Photo by Jamie McDonald/Getty Images)
『起こるかどうか』の問題ではなく、『いつ起こるか』の問題。 機能獲得研究は生物兵器に繋がる

前CDC主任、鳥インフルエンザが次のパンデミックを引き起こすと予測

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の元主任、ロバート・レッドフィールド博士は、次の大規模なパンデミックが、鳥インフルエンザによって引き起こされるとの厳しい予測を示した。

レッドフィールド博士は6月14日、NewsNationとのインタビューで、「私は、鳥インフルエンザの大流行が、いつかは必ず発生すると思っています。これは『起こるかどうか』の問題ではなく、『いつ起こるか』の問題です」と述べた。

アメリカの当局は最近、ワイオミング州の牛の群れで高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを確認し、同州はアメリカで12番目に感染例を報告した州となった。レッドフィールド博士は、鳥インフルエンザが人間に感染した場合、大量の死者が出ると警告している。

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