デモ参加者が2024年4月30日、ニューヨーク市のコロンビア大学の建物の玄関ドアの窓を破壊している。 (Alex Kent/Getty Images)
過激派キャンプの解体方法とは?

大学キャンパス内の野営デモ 抗議戦術の詳細

パレスチナを支持する学生らによる大学内でのデモ活動を特徴づけるのは、キャンプの設営だ。そこで学生たちは急進的な講演を聞いたり、大学側に要求を提示したり、最新のスローガンを練習したりできる。

野営地には反抗的な兆候と危険な雰囲気が広がり、未熟な学生たちを陶酔させる。そして急進派を、ユダヤ帝国主義やその他の悪とされるものに対する戦いの中心へと引き寄せる。

野営を組織する者の立場からすれば、仮に生徒の中から逮捕者が現れ退学処分を受けたなら、もうけものだ。退学処分を受けた生徒は高い確率で過去の人生と決別し、急進的な政治と政治的な暴力という新しい世界にいざなわれる。かつてナチスがヒトラー・ユーゲントを組織した際も、この仕組みを利用した。しかし、学生らがなにをしようと、大学側は野営地をそのままにはしておけない。

▶ 続きを読む
関連記事
過度な除菌社会に警鐘を鳴らす。免疫システムを「筋肉」のように泥や細菌で鍛えるべきだと説き、自身の体験を交えながら、無菌化しすぎた現代社会に真の健康の在り方を問いかける
貿易は我々を豊かにするが、他国に依存しすぎると逆効果を招く可能性がある
現代のドローン脅威に対し、高額なミサイルで応戦する「コストの非対称性」を指摘。解決策として、安価な新型無人機や、イタリアの技術による低コストで高性能な「ハイテク火砲」の再評価と導入を提言する解説記事
第16回「気候変動に関する国際会議」を詳報。権威あるIPCCの欺瞞を暴く専門家の分析や、若者の「脱・洗脳」を促す活動を紹介する。主要メディアの動揺をよそに、気候リアリズムが勝利を収める転換点を描く
クレジットカードの金利上限規制が、実は低所得層からセーフティネットを奪うという皮肉な現実を解説。自由市場への介入が招く「信用の消失」と、1億人規模に及ぶ経済的悪影響を経済学者が警告する