梅雨時のじめじめした空気には気分も下がりがちですが、体調まで崩してしまっては大変です。
湿った時期に特に気を付けたい梅雨独特の疾病を3つご紹介します。
急性気管支炎
風邪の症状としてなじみ深い急性気管支炎ですが、梅雨時には特に注意が必要です。
梅雨時のバスや電車などの空気中では、他の季節に比べて細菌やカビの発生率がとても高くなります。
毎日の通勤時間、また学校やオフィスなどでも、いつも以上に注意が必要です。
悪化すれば喘息を引き起こす可能性もあります。
特に小さなお子様は要注意です。
しっかりとマスクを装着して、感染を防ぎましょう。
自律神経失調症
日照時間が大幅に減る曇りがちの梅雨時は、自律神経がどうしても弱りやすい季節です。
朝起きにくくなったり、食欲が妙に増えたり減ったり、いつもより眠かったり眠れなかったり。
自律神経が弱ると、なにかと普段通りにはいかなくなってしまいます。
ささいな変化に思われるかもしれませんが、そのまま頑張り過ぎると、うつ病を発症することもあるので要注意です。
ちょっと心が疲れたな、と思った時には梅雨のせいにしてしまいましょう。
すこし自分を甘やかしてあげることも必要な季節です。
水虫
雨の中を歩かざるを得ない機会も多い梅雨の時期。
ふと足がかゆいと思った時に、誰しもがこっそりと不安を抱くのが水虫でしょう。
乾ききらない靴を履く気持ち悪さや気になる臭いをかぐだけでも、とても衛生的には思えないために余計に心配になってしまいます。
女性だと特に「水虫なんて」と思ってしまい、人に相談しにくくやきもきしてしまうのではないでしょうか。
実際に水虫の原因である白癬菌が活発化し始めるのは梅雨の時期です。
しかしご安心ください。
白癬菌が付着して角質層に入り込むにはおよそ24時間かかると言われています。
毎日お風呂で足の裏や指の間を清潔に洗い、きれいな靴下を履くことで十分に予防が可能です。
ぬれた靴の乾燥と除菌も効果的
普段使いの靴が2足あれば、ぬれたまま履くこともなくなりさらに安心ですね。
季節の変わり目で体調を崩しやすい梅雨の季節だからこそ、心身の健康を大切にして過ごしたいものです。
梅雨が終われば楽しい夏が始まります。
毎日のじめじめに負けず、自分のペースでゆううつな梅雨を乗り越えていきましょう。
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