日中韓首脳会談の最中、中国共産党は東シナ海に無人偵察機を飛来させた(航空自衛隊)

“未来志向”の日中韓共同声明…いっぽう中国共産党は「攻撃型無人機」東シナ海に飛来させる

27日、4年半ぶりとなる日中韓首脳会談がソウルで開催され、3か国間の未来志向の協力推進が確認された。岸田文雄首相は学生交流プログラムなどに言及し、「困難なときこそ相互理解を推進する」人的交流が重要であるとのメッセージを発信した。

だが、平和的交流を掲げた共同声明が出された当日、中国共産党軍が軍事的挑発行動に出た。防衛省統合幕僚監部の発表によると、中国軍の無人偵察機WL-10が東シナ海上空の日本防空識別圏内を飛行した。航空自衛隊は戦闘機を緊急発進させ、警戒監視にあたった。

WL-10は攻撃能力も有する軍用無人機で、機体の大きさは小型ジェット機並みだ。防衛省によると、この無人機は中国大陸から飛来し、東シナ海上空を少なくとも2周した後、大陸の方角に引き返した。

▶ 続きを読む
関連記事
小泉防衛相は29日、フィリピンで開かれた第13回拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)への出席後、記者団の取材に対し、中国共産党の国防部長・董軍との会談が実現しなかったことについて「残念に思っている」と語った
ドイツのメルツ首相が、中国共産党(中共)に対し、台湾海峡で武力を行使してはならないと警告した。28日、日本を訪問したメルツ氏は高市早苗首相と会談し、中共がもたらす安全保障上の脅威に共同で対応するため、軍事協力を強化することを決めた。
日本とフィンランド両政府は10月26日、防衛装備品や技術の共同研究・開発・生産を促進するため、「防衛装備品及び技術の移転に関する協定」に署名した。両国間で移転する装備品や技術の適正な管理に関する法的枠組みを整備し、安全保障・防衛協力の強化につなげる。
中共外交部の郭嘉昆報道官は26日の記者会見で、福田康夫元首相の逝去に哀悼の意を示す一方、福田氏が日中間の政治文書を重視していたことを引き合いに、「日本の現政権を担う者たちは、自らを省みるべきだ」と注文をつけた
外務省の中村仁威欧州局長は14日、ロシアのニコライ・ノズドレフ駐日大使を外務省に呼び出し、ロシア連邦保安庁(FSB)によるサハリン州での日本人拘束と、中国黒竜江省の政府関係者らによる北方領土・択捉島への訪問について申し入れを行った