(大紀元)

台湾次期経済相にTSMCの供給業者幹部、次期首相が発表

[台北 16日 ロイター] – 台湾の卓栄泰次期行政院長(首相)は16日、トプコ・グループのJWクオ会長を経済部長(経済相)に充てると明らかにした。記者団に述べた。

トプコは半導体材料のサプライヤーで、台湾積体電路製造(TSMC)などを顧客に持つ。

卓氏はクオ氏の半導体業界の経歴と、国際サプライチェーン(供給網)に関する豊富な経験を称賛した上で、電力供給が最重要課題になるとの見方を示した。

「エネルギー産業における専門知識を活用して安定的な電力供給を確保し、多様なグリーンエネルギーの開発を進めて産業界の徹底した省エネを推進するようクオ氏に要請する」と述べた。

関連記事
米軍は台湾海峡を含むインド太平洋地域で分散配置を推進。HIMARSや空母を南西諸島やフィリピンに展開し、脅威に対応。3隻の空母や最新兵器を活用し、中国を牽制する動きを強化
米インド太平洋軍司令官パパロ大将は、中共による台湾侵攻は米軍の優位性により「極めて困難」と指摘。海上封鎖も突破可能と自信を示した。中共軍の台湾周辺の活動は活発化している
11月18日、イギリスのスターマー首相は、G20首脳会議出席中、中国共産党(中共)の習近平党首と会談を行った。中共の人権問題を批判し、特に拘束されている香港の元メディア大手、黎智英氏や、中共による制裁を受けたイギリス議会議員について言及した。
台風21号が去った後の台湾の町はボロボロ…
台湾国防部(国防省)は29日、フランス海軍の艦艇が台湾海峡を北方向に向けて航行したと発表した