東京都内を行き交う人々 (Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images)

能登半島地震で一部に下押し圧力、自動車の生産停止も影響=日銀さくらレポート

日本銀行が4日発表した地域経済報告「さくらレポート」によると、石川県を中心とする北陸地域では能登半島地震の影響により個人消費や生産の一部に下押し圧力がみられているものの、その他の地域では緩やかな回復基調が続いている。

北陸以外の8地域の景気判断は、「緩やかに回復」「持ち直し」「緩やかに持ち直し」など、前回から大きな変化はみられない。一方、北陸は地震の影響で「持ち直しの動きがみられている」とトーンダウンした。金沢市内のホテルでは、地震直後に宿泊キャンセルが相次いだものの、その後は復旧工事関係者等の需要増から稼働率が回復している。

需要項目別にみると、公共投資は高水準、設備投資は増加基調を維持。個人消費は物価高の影響を受けつつも、総じて底堅く推移している。住宅投資は弱含み、生産は一部で下押し圧力を受けている地域もある。名古屋市周辺の自動車メーカーでは、一部工場の生産停止により生産調整を余儀なくされている。

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