中国北部地域が砂嵐で重度の大気汚染 北京は高齢者や子供などに外出制限 日本にも黄砂
3月28日、北京市は強風と砂嵐に見舞われ、大気汚染が深刻なレベルに達した。これを受け、北京市教育委員会は屋外での集会やスポーツイベントの一時中止を決定した。影響は北方の複数の省に及んでいる。
同日、北京の大気監視データによると、砂塵の影響は午前6時の時点で空気質指数(201~300でとても健康によくないレベルとされる)が500に到達し、重度の大気汚染と判定した。主な汚染源は粒子の直径が10μm(ミクロメーター)以下のPM10だった。
当局では、人の健康保護のための基準を設けており、PM10の濃度を観測したため、子供や高齢者、健康に問題を持つ人々は室内に留まるよう、また一般の人々も屋外活動を控えるよう呼びかけた。
関連記事
中国・湖南省の警察が上海のIT企業経営者を拘束し、釈放の見返りに1億元(約23億5000万円)を要求したと報じられた。地方財政の悪化を背景に、管轄外企業を狙う「遠洋捕撈」への懸念が広がっている
中国北部で新型コロナ変異株「PJ.2.1」による重症者が急増しているとの証言が出ている。中国のウイルス学者は、内部データで突然死も増えていると明かし、当局による情報統制の実態を語った
中国各地の学校で、保護者や祖父母が棒を持って校門前に立つ「登下校見守り当番」が広がっている。安全対策の一環とされる一方、共働き家庭への負担や高齢者の安全を懸念する声がネットで相次いでいる
中国本土の複数大学で、新入生と保護者に身分証番号、勤務先、収入などの提出を求める事例が判明した。学生情報を共有表で公開したケースもあり、過剰収集と個人情報漏えいへの懸念が強まっている
中国では新型コロナの感染が繰り返される一方、高リスクな生物研究やAIと生物学の融合も進んでいる。微生物学者の林暁旭氏が指摘する、中国で重なり合う生物学的リスクとは何か