硫黄島隆起、西ノ島新島誕生
隆起=国土が拡大、いかなる天象か?
太平洋戦争時には、激戦地で有名な硫黄島。島は基底の直径40km、比高2000mの大型の海底火山の山頂部にあり、直径約10kmのカルデラを埋積した後カルデラ火山の山頂部である。
元山は浅海底に流出・堆積した溶岩・火砕岩が隆起・陸化した部分、摺鉢山は陸上火山の溶岩と火砕丘。岩石は福徳岡ノ場とともに伊豆諸島では特異な粗面安山岩。構成岩石のSiO2 量は54.6~60.5wt.%である。
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