西方極樂世界遊記(大紀元)

西方極樂世界遊記(下)【未解決ミステリー】

極楽浄土へとやってきた寬淨法師は、観音菩薩様に案内されて、九品蓮花、すなわち各段階の人々(衆生)が置かれている生活環境を見に行きました。この九品の数え方は大きく分けて、上品蓮花・中品蓮花・下品蓮花があり、更にそれぞれの品が、上・中・下の3つの等級に分かれ、合わせて9品となります。

 

完璧な清らかさで修行したわけではなく、輪廻の基になる業が残りながらも、ある特別な状況下で阿弥陀如来様によって許されて極楽世界に迎えられた人たち、すなわち、多少の業を持ちながらも極楽に生まれることができた人々が住んでいるのが、この「下品蓮花」の蓮池です。

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