台湾、中国による「無責任」な海峡上空の民間航空機航路を非難
中国の民間航空路を台湾に近づけ、台湾海峡上空の2つの航空ルートの交通量を増加させるという一方的な決定は、安全およびセキュリティ上の懸念をもたらすと政府関係者らが指摘した。 台湾の大陸委員会(MAC)は中国に対し、「このような無責任な飛行を中止し、速やかに交渉を開始するよう」要求した。
中国のこの決定は2024年2月1日から実施され、民間航空ルートM503は最も近い地点で海峡の中央線から約7キロ西へと移動する。 この調整は、南行きのM503を中間線から19キロ近く西、つまり台湾から遠く離れた場所に配置するという2015年の中国と台湾の合意を否定するものだ。 2018年、中国は台湾に相談することなく、この航空路の北回り便の運航を許可し始めた。 ロイター通信によると、M503は主に中国の航空会社が使用しているが、外国の航空会社も使用している。
今回の変更により、M503経由福州行きW122便とM503経由アモイ行きW123便の中国本土への西行き既存2路線は、東行き(台湾方面)の民間航空機も利用できるようになった。 台湾当局は、中国が台湾政府に相談することなく設定した新しい双方向ルートは、台湾の金門島と馬祖島からのフライトの安全を脅かすものだとしている。
関連記事
台湾初の国家中核技術漏えい事件でこのほど判決が言い渡され、TSMC(台湾積体電路製造)の元社員2人が営業秘密を漏えいしたとして、それぞれ懲役10年と6年を言い渡された。東京エレクトロンは監督不十分として賠償責任を問われている
SHEINは、米国事業が連邦取引委員会(FTC)の消費者保護調査を受けていると公表した。香港IPOを準備する中、調査結果によっては巨額の支払いが生じ、財務や業績に影響する
台湾の検察当局は、中国へのAI向け半導体の不正輸出に関与した疑いで、半導体大手NVIDIAの社員を拘束し、勤務先のオフィスを捜索
台湾の頼清徳総統は7月27日、総統府で超党派議員連盟「日本台湾友好議員連盟」の会長を務める古屋圭司衆院議員に対 […]
中国が台湾・金門島まで約3キロの海域に建設した巨大空港が年末にも開港へ。金門・尚義空港との離着陸空域は約7割が重複する見通しで、航空安全への懸念が浮上。専門家は、中共の「融合戦略」やグレーゾーン圧力を強める象徴的インフラになる可能性があると警鐘を鳴らしている