インドとアラブ首長国連邦(UAE)は2月13日、中東経由でインドと欧州を海上・鉄道で結ぶ貿易回廊に関する協定に調印した。写真左はインドのモディ首相、右はUAEのムハンマド大統領。アブダビで撮影されたUAE Presidential Court提供写真(2024年 ロイター)

インドとUAE、貿易回廊構想で協定調印 中東経由で印欧結ぶ

[ドバイ/ニューデリー 13日 ロイター] – インドとアラブ首長国連邦(UAE)は13日、中東経由でインドと欧州を海上・鉄道で結ぶ貿易回廊に関する協定に調印した。

インドのモディ首相がUAEを訪問し、ムハンマド大統領と会談した。インド外務省が枠組み合意を発表したが、詳細はほとんど明らかにしていない。

貿易回廊構想は昨年9月、ニューデリーで開いた20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて発表された。インドからアラビア海を超えてUAE、サウジアラビア、さらにヨルダン、イスラエルを経由して欧州と結ぶ計画で、米国や欧州も支持している。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した
トランプ大統領は、ホワイトハウスでの祝賀行事の冒頭、ブラウン大学での銃乱射事件、シドニーのハヌカ祭を狙った反ユダヤ主義的攻撃、シリアでのISIS攻撃の犠牲者とその家族に深い哀悼の意を示した
イラク西部の大型油田が再稼働し、世界の原油供給増懸念から価格が2%下落。米国ガソリン価格も5年ぶりの安値に
トランプ大統領とムハンマド王太子がワシントンで会談。AI・エネルギー・防衛分野で総額2700億ドル超の契約が続々成立。サウジは米国投資を1兆ドルに倍増表明、F-35売却も承認へ。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子が米国への投資を1兆ドルに拡大。トランプ大統領との会談で両国の戦略的協力や中東安定の行方が注目されている。