1月26日、イタリアのクロセット国防相は日英と進める次期戦闘機開発計画について、初期段階終了後に他国に門戸を開く可能性があると述べた。写真は2023年3月、幕張メッセで開かれた防衛展示会で展示されたグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)のコンセプトモデル(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

日英との戦闘機計画、初期段階終了後に他国へ開放も=伊国防相

[ローマ 26日 ロイター] – イタリアのクロセット国防相は日英と進める次期戦闘機開発計画について、初期段階終了後に他国に門戸を開く可能性があると述べた。26日付のイタリア紙コリエレ・デラ・セラにインタビュー記事が掲載された。

日英伊3カ国の防衛相は昨年12月、次期戦闘機の共同開発に関する条約に署名したと発表。2035年までに初号機の配備開始を目指す。

同紙によると、クロセット氏は初期段階が終了するまでは他国に開放することはないとしつつ、「その後に全員の同意が得られれば他の国に広げる可能性がある」と語った。

サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)の関心についての質問には直接答えず、多くの国が参入に関心を持っていると述べるにとどめた。

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