写真は、2020年の台湾総統選挙の様子(Photo by SAM YEH/AFP via Getty Images)

台湾総統選まであとわずか 在外台湾人は帰還投票、若い票が集まる柯文哲氏が「変数」か

今月13日の台湾総統選挙が5日後に迫る中、各候補の支持率が小差の接戦となり、台湾全体が緊迫した状況にある。この中で、在外台湾人の票入れや、第3の候補である民進党の柯文哲氏が最後の変数として注目を集めている。

8日、サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)などの海外メディアによると、これまで以上に選挙への関心が高まる中、中国在住で親中の台湾企業家などが今回の選挙のために大挙して台湾に戻って、投票することが伝えられた。

台湾は不在者投票を認めていないため、海外に居住している台湾人が投票するためには、直接台湾に戻って投票する必要がある。

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