中国気球、2日連続で台湾本島上空に 新竹の空軍基地付近を飛行
[台北 4日 ロイター] – 台湾国防部(国防省)は4日、3日に中国の気球3機が台湾海峡を横断し台湾上空に飛来したと発表した。うち1機は台湾本島上空を飛行したとしている。中国の気球は先月から台湾海峡で確認されているが、台湾上空への飛来は2日連続。
台湾は13日の総統・立法委員(国会議員)選挙を控え、中国の軍事的・政治的干渉を警戒している。国防部は、2日に中国の気球3機が台湾上空を横断したと3日に発表していた。
4日に発表した直近24時間の中国軍の活動に関する報告によると、中国の気球3機のうちの1機は本島北部の空軍基地のある新竹市の北45カイリ(83キロメートル)で目撃された。他の2機は空軍基地のある澎湖諸島のすぐ北を飛んだ。
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