中国社会を揺るがした9つの事件・事故で振り返る激動の2023年
中国にとって2023年は、独裁政権をめぐる事件・事故が多発した年だった。 清朝末期の混乱期を思い起こさせるという声もある。各分野の事件・事故を通して、中国の一年をまとめてみよう。
10月16日、中共当局が『崇禎:勤政的亡國君』というすでに出版された書籍を、全て回収する措置を取った。
この本のタイトルと表紙の広告文言が、明朝のラストエンペラーである崇禎帝(すうていてい)になぞらえて、現在の習近平を風刺したものと当局が見て、このような措置を取ったとする分析が多い。
関連記事
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
中国を代表する博物館・南京博物院で、名画流出疑惑に続き、香炉の変色や金製彫像の異変が話題に。本当に文化財は守られているのか、不信が広がっている
年末の上海。公園で露宿していたとみられる男性が死亡した。動画のコメント欄に並んだのは「朱門酒肉臭、路有凍死骨」。古い言葉が、いまの現実と重なっている
日本では、運が悪ければ上から落ちてくるのは鳥のフンくらい。だが中国ではスケールが違う。包丁にハサミ、レンガ、さらには糞便まで。上を向いて歩く理由が、そこにある。
習政権が中国に残したもの。中国社会はここまで来た。独裁と崩壊を告発する長文が、海外の投稿企画で入賞した。