近年は食料価格の高騰が続いたため、世界中の農家は穀物の作付けを拡大しているが、来年も消費者は主要穀物の供給引き締まりに直面するとみられる。写真はオーストラリア東部モーリー近郊で撮影(2023年 ロイター/Jonathan Barrett)

来年も主要穀物の供給ひっ迫か、エルニーニョなどが影響

Naveen Thukral

[シンガポール 26日 ロイター] – 近年は食料価格の高騰が続いたため、世界中の農家は穀物の作付けを拡大しているが、来年も消費者は主要穀物の供給引き締まりに直面するとみられる。エルニーニョ現象の継続や、生産国による輸出制限、バイオ燃料需要の強さなどが予想されるからだ。

数年にわたって力強く上昇してきた小麦とトウモロコシ、大豆の国際価格は今年、黒海の輸送ルートの制約が和らいだことや世界的な景気後退懸念を受けて、下落に転じる見通し。ただ供給ショックや新年の食品価格上昇に影響を受けやすい地合いは変わらないとみられる。

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