中共のネットワーク安全情報化委員会は、「指尖形式主義」を防ぐためのいくつかの意見を発表した (Photo by Thomas Peter - Pool/Getty Images)

形式主義に陥った中国共産党 官僚組織内での対立が深刻化

「指尖形式主義」という言葉をご存知だろうか。中国共産党(中共)の官僚組織下で、表面上は問題に取り組んでいるように見せかけ、何も実質的な行動はしない行動や態度を指している。

日本でも組織が硬直化した企業などの問題点として同様の指摘をされることもあるが、ある分析によれば、中共は官僚が仕事を怠るのを恐れ、デジタルでの管理を推進したものの、かえって官僚たちは電子業務を利用して腐敗を行い、組織内での対立が深刻化しているという。

最近、中共のネットワーク安全情報化委員会は、この「指尖形式主義」を防ぐためのいくつかの意見を発表した。目標は、1年から2年の間に統合管理、審査登録、評価フィードバックなどを確立し、3年から5年で常態化監視措置と長期的な作業メカニズムを強化し、「指尖形式主義」の反発を防ぐとされている。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平の健康状態をめぐり再び注目が集まっている。米メディアは、訪米時に中国側が5時間の休憩時間や専用休憩室を求め、歩行距離や立っていられる時間まで考慮して日程を組んだと報じた
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国共産党では第21回党大会に向けた人事が動き始めている。高級幹部の高齢化と世代の断層を背景に、1970年代生まれの幹部が中央委員会にどこまで進出するのか。習近平体制の人事と有力候補を分析
関係者によると、中共税務当局は専門チームを設置し、富裕層が国内外に持つ資産や納税状況を追跡している。富裕層の間では不安が広がり、株式を売却して納税資金を確保したり、外国のパスポート取得を急いだりする動きも
習近平が一番頼っているのは、意外な人物だった?!中共軍に張り巡らされた深い人脈。その人物にとって張又侠は邪魔な存在だった。元CIA当局者が指摘する現在、習近平を支える意外な存在とは