ゴールドマン・サックスは18日付のリポートで、紅海における石油や天然ガス輸送の混乱がエネルギー価格に大きく影響することはないとの見方を示した。写真は2022年5月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

紅海の原油輸送混乱、価格に大きく影響せず=ゴールドマン

[19日 ロイター] – ゴールドマン・サックスは18日付のリポートで、紅海における石油や天然ガス輸送の混乱がエネルギー価格に大きく影響することはないとの見方を示した。

イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海を通過する商船を相次ぎ攻撃していることを受け、エネルギー各社は輸送航路の変更などを余儀なくされている。

英石油大手BPは18日、紅海を通過する全ての運航を一時停止したと発表した。石油タンカーのフロントラインも同社船舶は紅海を避けて運航すると明らかにした。

ゴールドマンは日量700万バレル相当の原油輸送が長期的に影響を受けた場合、原油のスポット価格は1バレル当たり3─4ドル程度上昇するとの見方を示した。

関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]