メコン川を脅かす中国の水力発電ダム
メコン川はチベット高原から約5,000キロメートルにわたって伸び、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジアを通り、最終的にはベトナムのメコンデルタに至る。東南アジアで最長のこの川は、農業や漁業で水路に依存している人々の生活に欠かせない栄養豊富な堆積物を運んでいる。
しかし、このメコン川が干上がってきている。ワシントンD.C.に本拠を置くシンクタンク、スティムソン・センターの分析によると、近年、その水位は記録的な最低レベルにあると、ラジオ・フリー・アジアが2022年に報じている。メコン川下流域では、人が歩いて渡れるほど水位が低いこともある。15年前には年間1億4,300万トンと推定されていた重要な堆積物の多くがブロックされている。
ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の2023年8月の報告書によると、このような状況は下流域の約6,000万人の人々の食料不安と環境危機の一因となっているという。
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