NATOの「軍事シェンゲン」構想、緊張あおる=ロシア大統領府
[モスクワ 24日 ロイター] – ロシア大統領府のペスコフ報道官は24日、北大西洋条約機構(NATO)がロシアに対抗するため、加盟国内で部隊を自由に移動できる欧州連合(EU)の「シェンゲン協定」のような体制を望んでおり、緊張をあおっているとの認識を示した。
NATOの統合支援司令部(JSEC)幹部は23日報じたロイターとのインタビューで、加盟国内で部隊を自由に移動できる体制が望ましいと指摘。欧州の官僚主義が部隊の移動を阻んでおり、ロシアとの紛争が起きた場合、大幅な遅れが生じる可能性があると指摘していた。
ペスコフ報道官は「軍事シェンゲン」構想が現実のものとなれば、ロシアは対応すると発言。「(NATOは)わが国を明確な敵対国だと考えている。これは欧州の緊張をあおることにほかならず、重大な結果を招く」と述べた。
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