(Photo by STR/AFP via Getty Images)

習近平氏が中央銀行を視察、人民元が大暴落の兆し

10月24日、習近平氏は突如として中国人民銀行及び外国為替管理局を視察した。これは彼が総書記として就任してから、そして中国共産党(中共)のトップとしても、初めての中央銀行の視察である。 

この習近平氏の行動は、中国経済の様々な課題を明らかにしている。特に、不動産バブルが崩れた後、金融や財政の危機が全体として一気に爆発する恐れが増してきている。多くの人は、習近平氏のこの視察が、中国政府が積極的な経済政策を考えている兆しと見ている。だが、実際のところ、その日の上海株式市場は3千ポイントを下回った。 

では、習近平氏が中央銀行を訪れた真の意図とは何か。彼が直面している危機は一体何か? 

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の著名司会者・蔡康永氏が民進党候補の選挙集会に出席したことで、中国での広告やインタビュー記事、番組が相次いで削除された。元産経台北支局長矢板明夫氏は、中国で稼ぐことは「悪魔から小遣いをもらうようなものだ」と指摘
中国共産党がチベットでドローンや顔認識、AIを組み合わせた監視体制を拡大している。法輪功学習者への監視や、生体認証・予測型警務、海外への統治手法の広がりも報告されている
習近平の健康状態をめぐり再び注目が集まっている。米メディアは、訪米時に中国側が5時間の休憩時間や専用休憩室を求め、歩行距離や立っていられる時間まで考慮して日程を組んだと報じた
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国共産党では第21回党大会に向けた人事が動き始めている。高級幹部の高齢化と世代の断層を背景に、1970年代生まれの幹部が中央委員会にどこまで進出するのか。習近平体制の人事と有力候補を分析