中東情勢が緊迫化する中、ロシアのプーチン大統領は16日、イランのライシ大統領のほか、シリアのアサド大統領と電話会談を行った。10日撮影。提供写真(2023年 ロイター/Sputnik/Sergei Bobylyov/Pool via REUTERS)

プーチン氏、ガザ危機で積極外交 中東主要国と電話会談

[モスクワ 16日 ロイター] – 中東情勢が緊迫化する中、ロシアのプーチン大統領は16日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルとの間の停戦確保に向け、イスラエルのネタニヤフ首相やイランのライシ大統領のほか、シリアのアサド大統領、パレスチナ自治政府のアッバス議長、エジプトのシシ大統領と電話会談し、民間人に対するいかなる暴力も容認できないと表明した。

ロシア大統領府(クレムリン)によると、一連の会談で「紛争が地域戦争にエスカレートする可能性を巡り深刻な懸念が示された」という。プーチン大統領は戦闘阻止に向け、全ての「建設的なパートナー」と連携するというコミットメントを再確認した。

プーチン氏はネタニヤフ首相との会談で、イスラエルとハマスとの対立を終わらせるために協力する用意があると伝え、状況を正常化し、暴力のエスカレートを防止し、ガザ地区の人道的な大惨事を防ぐためにロシアが実施している措置について説明した。

▶ 続きを読む
関連記事
米エネルギー大手シェブロンが、イラクの油田への投資とシリア経由のパイプライン建設を検討している
米軍が来週にも、イランのエネルギー施設や発電所への空爆に踏み切る可能性があると報じられた。一方、トランプ氏は、イラン側が米国に接触し、合意を求めてきたと説明。さらに、米国人1人が釈放されたことも明らかにした
米軍がイラン港湾への海上封鎖を再開し、イランは輸出ルート封鎖を警告した。ホルムズ海峡や紅海の航路に危機が広がり、原油価格も上昇している
トランプ大統領は、ホルムズ海峡を航行する船舶に課す予定だった20%の護衛費を撤回すると明らかにした。湾岸諸国との協議を受け、費用徴収の代わりに対米投資を受け入れる方針に転じた
トランプ大統領は7月13日、アメリカがホルムズ海峡の管理を担い、通過する貨物輸送に20%の料金を課すと述べた