習近平が誤った9つの決断(3)
2016年2月19日、習近平氏は「党の報道・世論工作に関するシンポジウム」で、「党のメディアは党と政府の宣伝の陣地であり、姓を党と名乗らなければならない(中国共産党と中国政府のメディアは中国共産党の代弁者である)と述べた。 この言葉が中国共産党(中共)の報道・世論工作の基本的な指針となった。
その核心は、すべての党メディアは政治的、思想的、運営的に党中央委員会と高度に一致するべきだということだ。
こうした言葉の指導の下で、すべての宣伝手段は中共の代弁者となっており、中共への反対意見や対立意見を発言することは非常に困難になる。それは事実上「世論の画一化」を意味する。異を唱えたり、反対したりする者は「残忍な闘争と無慈悲な攻撃」を受ける可能性があり、その結果、言葉で有罪判決を受ける者が増えている。
関連記事
台湾で習近平を風刺したコメディアンが、汚物をかけられた後、車ではねられ負傷。検察は中国籍の人物が45万台湾ドルで襲撃を依頼した疑いを指摘し、台湾人5人を起訴。台湾当局は中国共産党による越境弾圧を強く非難
習近平はなぜ後継者を指名しないのか。毛沢東が指名した後継者たちの失脚は、権力継承の難しさを物語る。長期政権の先に待つのは安定か、それとも権力闘争か。ポスト習近平の中国を読み解く
アルジャジーラの潜入調査で、カンボジアの中国系実業家・鄧丕兵と中国共産党当局の接点が浮上した。鄧は中共軍に広州へ呼ばれ秘密協議を行ったと証言。中国共産党当局がカンボジア政府内部の人物に内通者になるよう持ちかけたとも語った
中国共産党政権は社会保険料の徴収を強化している。国民の収入減や企業経営の悪化で生活が困窮するなか、専門家は、政府財政のひっ迫と社会保険基金の資金不足を背景に、政権が企業や市民へ経済的負担を転嫁していると指摘している
台湾の著名司会者・蔡康永氏が民進党候補の選挙集会に出席したことで、中国での広告やインタビュー記事、番組が相次いで削除された。元産経台北支局長矢板明夫氏は、中国で稼ぐことは「悪魔から小遣いをもらうようなものだ」と指摘