中国のためにスパイ活動した疑いで英議会の調査員など2人が逮捕された事件で、この調査員が9月11日に文書を公表し、「全くの無実」と容疑を否定した。写真はテムズ川沿いの英議会議事堂。5月17日、ロンドンで撮影(2023年 ロイター/Toby Melville)

英議会調査員、中国のスパイ容疑を否定 「全くの無実」

[ロンドン 11日 ロイター] – 中国のためにスパイ活動した疑いで英議会の調査員など2人が逮捕された事件で、この調査員が11日に文書を公表し、「全くの無実」と容疑を否定した。

ロンドン警視庁は10日、3月に公務秘密法違反の疑いで男性2人を逮捕したと発表。英紙サンデー・タイムズはこのうち1人が議会調査員と報じ、11日には写真も掲載した。

調査員は文書で「報道内容を踏まえ、私が全くの無実であることを知ってもらう必要があった。私は今日までのキャリアで、中国共産党がもたらす挑戦や脅威について他の人々に教えようとしてきた」とした。

▶ 続きを読む
関連記事
欧州委員会が中国のECサイト「アリエクスプレス」に約1000億円(5.5億ユーロ)の制裁金。違法商品や模倣品、不安全な製品の販売を放置し、広告や推薦機能で消費者に表示と認定
中国・敬業集団が買収した英鉄鋼大手を英国政府が国有化。高炉閉鎖への懸念を背景に、国家安全保障とサプライチェーン強化を重視する姿勢が鮮明になった
英労働党党首選で、前グレーター・マンチェスター市長のアンディ・バーナム氏が無投票で党首に就任する見通しとなった。同氏は英国の次期首相となる見込みだ
チェコ外務省は7月15日、チェコ人男性実業家が6月に中国で拘束されたことを確認した。中共当局は拘束の件について公式な反応を示していない。今年1月、チェコ警察は中共の情報機関のために活動した疑いのある中国人を拘束
EUの対中貿易赤字が急拡大。低価格輸入の流入を受け、EUは緊急措置や貿易防衛策の導入を示唆。交渉停滞なら単独措置も視野に、対中関係は緊張が続く