スリランカ、日本に投資再開を要請 インフラやデジタル化など
[コロンボ 29日 ロイター] – スリランカのサブリ外相は29日、同国を訪問した林芳正外相と会談し、電力、道路、港湾などのプロジェクトへの投資を再開するよう要請した。
サブリ氏は、電力、インフラ、経済のグリーン化、デジタル化といった分野に日本の投資を求めていると述べた。
スリランカは昨年、過去70年以上で最悪の金融危機に直面しデフォルト(債務不履行)に陥った。国際通貨基金(IMF)からの29億ドルの支援を継続するために大規模な債務再編に取り組んでいる。
サブリ氏は林氏との共同会見で「幸先の良いスタートを切ったスリランカの景気回復と将来の成長見通しが、日本とスリランカの関係を強化する大きな機会をもたらすと確信している」と述べた。
林氏は債務再編プロセスがさらに進展することへの期待を伝え、全ての債権国が参加する透明な債務再編の重要性を強調したと説明した。サブリ氏の投資要請には態度を明確にしなかった。
林外相は日本の外相としては約4年ぶりにスリランカを訪問した。
関連記事
昭恵さんが訪米し、トランプ夫妻との会談を実現。各界から感謝の声が寄せられる中、トランプ氏は石破首相との会談を打診しました。
岩屋毅外相が24~26日の日程で中国訪問を検討中。日本産水産物の輸入再開や在中日本人の安全確保などを議題に、王毅外相と会談予定。中共との対話では成果が見えにくい課題も多い。
「安倍昭恵さん(安倍元首相の未亡人)がマー・ア・ラゴを訪れ、ドナルド・トランプ氏とメラニア夫人との夕食に出席された際に、お会いして敬意を表することができたのは光栄でした。日本の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」とマスク氏は自身のXアカウントで綴った。
トランプ次期大統領は16日、石破茂首相に「会いたいと思っている」と述べ、就任式前に会談を行うことに前向き。また、日本について「非常に重要」だと語った。
トランプ次期大統領は、実業家ジョージ・グラス氏を次期駐日大使に指名した。グラス氏は過去に駐ポルトガル大使を務め、中国に対する強硬な姿勢で知られている。この人事は日米関係と対中政策に影響を与える可能性があり、特に日中間の緊張が予想される。