若者たちの目には、結婚や子供は、幸福感をもたらすものではなく、むしろ人生の重荷を背負うものと映るらしい。 中国大都市の住宅ローンは、若者を生涯苦しめるのに十分な額であり、果てしなく続く残業は余暇のほとんどすべてを奪ってしまう。写真はイメージ画像(Photo by HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)

恋愛ない 結婚ない 家買わない 子供産まない 現代中国若者の現状 

中国本土では、中国共産党(中共)が政治至上主義のために経済発展を犠牲にし、若者へのプレッシャーが高まっている。 

以前、現代中国の若者たちに「躺平(寝そべり)」「擺爛(努力しても無駄なので諦める)」という風潮が流行していることが話題となっていた。しかし今、「恋愛しない」「結婚しない」「家を買わない」「子供を産まない」という「四不(4ない)」が流行っているという。

都会で仕事をしている中国の若者は、激しい競争の他、仕事時間が長く、賃金が少ない。彼らは経済能力がなく、消費せず、友人と遊ばず、社会活動もせず、結婚と子供、住宅購入などなど、どれもしようと思わない。

▶ 続きを読む
関連記事
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている
中国浙江省寧波市の病院で、生後5か月の乳児が心臓手術後に死亡。母親が手術の異常な経過や病院側の不誠実な対応を訴えた。同じ医師による過去の乳児死亡例も浮上