Supplements such as vitamins D and E are essential to skin health, especially if fish or other suggested foods aren't readily available. (Kelvin Wong/Shutterstock)
公的な推奨値をはるかに超える投与量で複数の疾患に驚くべき効果

高用量ビタミンDが難病を治療する可能性、専門家らが指摘

現在、米国では、国立衛生研究所(NIH)によってビタミンD摂取は600IU/日が推奨されており、それ以上の摂取は有害な影響を及ぼす可能性があるとの警告が出されています。

しかし、非常に多量と見られるビタミンDを毎日補給することは、一部の人々にとっては毒性よりもむしろ健康上の利益をもたらす可能性があると、専門家らは示しています。

2019年、認定内科医のパトリック・マッカラー博士は、20,000~60,000IU/日という高用量のビタミンDを長年にわたり摂取していた患者3人の体験談を発表し、その後3人とも健康状態が大きく改善したことを報告しました。

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