米大統領選の共和党候補指名を目指すデサンティス・フロリダ州知事は28日、大統領に就任すれば商務省や内国歳入庁(IRS)など4省庁を廃止する考えを明らかにした。写真は6月にテキサス州イーグルパスで撮影(2023年 ロイター/Kaylee Greenlee Beal)

大統領になれば商務省など4省庁廃止、米共和デサンティス氏表明

[ワシントン 28日 ロイター] – 米大統領選の共和党候補指名を目指すデサンティス・フロリダ州知事は28日、大統領に就任すれば商務省や内国歳入庁(IRS)など4省庁を廃止する考えを明らかにした。

FOXニュースの番組で大統領に選ばれたら省庁を廃止するかとの質問に対し「教育省、商務省、エネルギー省、IRSを廃止する」と答えた。「議会が協力してくれれば政府の規模と(管轄する)範囲を縮小できる」と述べた。

過去にも共和党議員らがこれらの省庁の廃止を訴えている。特に教育省は保守派の標的となっており、トランプ前大統領も同省の廃止を求めた。

共和党候補の支持率でデサンティス氏は常に2位に付けているが、首位のトランプ氏には大差をつけられている。9─12日に行われたロイター/イプソスの調査では、トランプ氏が約43%、デサンティス氏は22%だった。

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