日本でも処方される肥満治療薬…ダイエット目的は「深刻な副作用」も=カナダ保健省
日本でも処方されている肥満症の治療薬「オゼンピック(セマグルチド)」。本来は2型糖尿病に対して使われるものだが、今や美容やダイエットが目的の「やせ薬」として利用する人も多い。カナダ保健省は「腎不全を含む重大な副作用を引き起こす可能性がある」と、適応外使用には注意を呼びかけている。
カナダ保健省は今月、ダイエット目的でセマグルチドを使用することで膵炎、深刻な低血糖、胆嚢の問題、重篤なアレルギー反応、甲状腺腫瘍、腎不全を含む「深刻な副作用」を引き起こす可能性があるとの警告を発表した。
セマグルチドを使用することによって精神的な影響が出る可能性もある。米ウォール・ストリート・ジャーナルの4月18日付は、セマグルチドを使用している人の多くが、奇妙な夢を見ると報じた。
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