6月15日、北京に本部を置くアジアインフラ投資銀行(AIIB)のグローバル広報責任者だったカナダ人のボブ・ピカード氏は、AIIBが「共産党に支配されている」と批判して辞任した後、中国から出国するよう助言を受けたと明らかにした。北京で2020年撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang)

AIIBのカナダ人元幹部、辞任後に中国出国助言受けたと明かす

[北京 15日 ロイター] – 北京に本部を置くアジアインフラ投資銀行(AIIB)のグローバル広報責任者だったカナダ人のボブ・ピカード氏は15日、AIIBが「共産党に支配されている」と批判して辞任した後、中国から出国するよう助言を受けたと明らかにした。

助言した人物については明かさなかった。

ロイターの電話インタビューに応じ、「できるだけ早く出国した」と述べ、辞表を今週提出した後に日本に逃れたと説明。「中国にはすぐに足を踏み入れないようにと助言されている」とも語り、過去に中国で3年近く拘束されたカナダ人を引き合いに、自身も含めてやや敏感になっている可能性があると述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
ジョージ・グラス駐日米大使は、中国共産党(中共)政府が重要鉱物を日本に対する「政治的武器」として利用していると批判した。中国のレアアース輸出制限は混乱を引き起こすもので、日本だけでなく米国企業にも被害を及ぼしていると述べた
米軍が2026年の部隊配置を見直し、インド太平洋地域で中共軍への対抗を強化。第1列島線を重視し、日本・フィリピンとの連携や長距離ミサイルの配備を進めている。台湾有事を見据えた米軍の戦略とは
イランがタンカー攻撃を繰り返し警告する中、トランプ氏は今月22日、SNSでイラン政権の目論見を暴露した。 トラ […]
EUのフォンデアライエン欧州委員長は、ロシアとベラルーシによる移民の「武器化」に危機感を表明。域外国境の警備強化に向け、欧州緊急対応枠組みを提案する方針を示した
米陸軍が中共軍を最重要の警戒対象に位置づけ、第1列島線での部隊・弾薬の事前配備を重視。台湾有事への備えを進める米軍の新たな作戦指針とは