中国での就職、なぜ危ない? 台湾専門家「統一戦線工作に嵌る恐れ」
国外からの人材を積極的に呼び込む中国。今月開催予定の交流イベントでは、台湾の若者に1,200人以上の雇用機会を提供すると主張している。しかし、中国国内で大卒就職率が悪化するなか、台湾の専門家は、中国共産党の統一戦線工作に注意するよう呼びかけている。
台湾の立法委員(議員)である王定宇氏は6月1日、中国の若者の失業率が20%に達し、歴史的な最高水準になっていると指摘。自国民の就職がままならないなか、台湾人の若者を引き込む行為からは、中国共産党政権が真意を隠しつつ台湾人を取り込もうとしていることが窺い知れると強調した。
台湾国家政策研究基金会の李正修・副研究員は「台湾は自由な社会であり、中国本土で働くことを政府が反対することはないが、自分で良し悪しを判断する必要がある」と指摘。「台湾企業の駐在であれば問題はないが、中国共産党の特定の機関で働く場合は注意を要する。台湾の法律で禁じられている場合もある」と強調した。
関連記事
台湾の賴清徳総統が旧正月の総統府に日本大食い女王アンジェラ佐藤氏とYouTuber Iku氏を招待。水餃子100個を振る舞い、日台友情を語る。美食が国境越えの絆を象徴
米連邦議会の超党派議員37名は台湾の立法院宛てに書簡を送り、台湾の国防特別予算への関心を示した。これを受け、立法院の韓国瑜院長と江啟臣副院長は2月16日、共同声明を発表し、立法院開会後、国防特別予算に関する議案を最優先で審議すると表明
ミュンヘン安全保障会議において、中共政府側からの激しい対日批判に対し、日本政府が毅然とした反論を行い、台湾問題の平和的解決を改めて訴えたことについて、台湾外交部(外務省)は16日、Xで、外務省に対して「心より感謝する」と謝意を表した
頼清徳氏は、台湾は国防力と経済の強靭性を継続的に強化し、同盟国と連携して抑止力を高める必要があると強調した。中共が台湾を奪取した場合、日本やフィリピンなど他の国々も次の標的になり得ると指摘
香港の民主派メディア創業者、黎智英の拘束が続く中、友人で元米国駐フィジー大使ジョセフ・セラ氏は、中共が真実を恐れ独立系メディアの存続を認めない体質にあると指摘した