米国の性的少数者の権利を推進する団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)」は6日、LGBTQ(性的少数者)の生活を規制することを狙った法案が国内各地の州議会で次々と可決されているとして、初めて全国規模の非常事態を宣言した。写真は、ワシントンで演説するHRCのロビンソン代表。2023年3月31日に撮影。(2023年 ロイター/Leah Millis)

米権利団体が初の非常事態宣言、反LGBTQ州法可決相次ぎ

[6日 ロイター] – 米国の性的少数者の権利を推進する団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)」は6日、LGBTQ(性的少数者)の生活を規制することを狙った法案が国内各地の州議会で次々と可決されているとして、初めて全国規模の非常事態を宣言した。

HRCによると、国内の州議会で今会期中に可決された反LGBTQと考えられる法案の数は70件余りで、昨年を上回って過去最高を更新した。州議会に提案されたこうした法案は525件で、事実上ほぼ全てが共和党から提出された。このうち220件余りがトランスジェンダー(出生時の性と自認する性が一致しない人)に関連していた。

反LGBTQと考えられる法案の提出は2015年に115件だったが、近年は一貫して増加している。その結果、LGBTQを抱えて危険にさらされている家族が増え、安全な場所を求めて転居する場合もあるという。

▶ 続きを読む
関連記事
米フロリダ州が新学期から「共産主義の現実」を学ぶ教育を本格導入。共産主義体制がもたらした飢餓や弾圧、1億人ともされる犠牲者の歴史を学校で教える
米疾病対策センター(CDC)は28日に発表した最新の週報で「急性下痢」を引き起こす可能性がある寄生虫感染症のサ […]
公開されたファウチ日記がコロナ起源論争を再燃させている。本人は上院公聴会で100回超にわたり証言を拒否。議会侮辱罪勧告の行方にも注目が集まっている
米国務省は今月20日、キューバ政府が米国内の左派団体を支援するとともに、米政府中枢への浸透を図ってきたとする報告書を公表した。
OpenAIの安全性テスト中、AIエージェントが隔離環境を突破し外部ネットワークへ接続。Hugging Faceに侵入し、認証情報や未知の脆弱性を利用した可能性が判明。自律的攻撃の初事例となる可能性が浮上した