ロシア大統領府(クレムリン)は5日、ウクライナと国境を接する地域のラジオ放送局で5日に放送されたプーチン大統領(写真)のものとされる演説は偽物だったと述べた。2022年4月撮影(2023年 ロイター/Sputnik/Mikhail Klimentyev/Kremlin via REUTERS)

偽のプーチン氏演説がラジオ放送、「ウクライナ軍が越境」=報道

[5日 ロイター] – ロシア大統領府(クレムリン)は5日、ウクライナと国境を接する地域のラジオ放送局で5日に放送されたプーチン大統領のものとされる演説は偽物だったと述べた。同地域のラジオ局がハッキングされたという。ロシア通信(RIA)が報じた。

報道によると、多くのラジオ局が偽の演説を放送していた。クレムリンのペスコフ報道官は「これらの演説は全て、完全な偽物だ」と否定した。

ロシアの独立系メディアによると、演説は、ウクライナに隣接するロストフ、ベルゴロド、ボロネジの各州の住民に、ウクライナ軍がロシアとの国境を越えたと伝える内容。国境地帯で戒厳令が発令され、全国的に兵士の動員が開始されたという偽情報のほか、住民には国境地帯から内奥部に避難すべきと指示があったという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党による技術的権威主義の拡大を抑止する狙いから、米下院「対中国特別委員会」ジョン・ムーレナー委員長は21日、新たな半導体輸出規制法案を提出した。
トランプ米大統領は、拿捕された船に「中国からの贈り物」が積まれていたと述べ、中共がイランへの軍事補給に関与している可能性に関心が集まっている
4月22日朝、ホルムズ海峡をめぐる緊張がさらに高まった。海上安全保障に詳しい関係者や英海事当局によると、少なくとも3隻の貨物船が同海域で砲撃を受けた
英国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)のトップ、リチャード・ホーン氏は22日、国家が関与するサイバー攻撃が急増していることを念頭に、英国が「現代史上最も激しい未曾有の地政学的転換」に直面していると述べ、危機感を示した
台湾の頼清徳総統が4月22日から予定していたアフリカ南部エスワティニへの公式訪問が、中国共産党(中共)からの圧力を受けた経由国による飛行許可の取り消しを受け、急きょ見合わせとなった。頼総統は、外部からの妨害によって台湾の姿勢が変わることはないと反発している