中国が衛星をハイジャックする技術を研究していることに対し米国は警戒を強めている。写真は中国のロケット打ち上げの様子。(Photo by STR/AFP via Getty Images)

中国、衛星ハイジャック技術を模索…リークされた機密文書、米軍が危機感あらわ

現代戦争の要となる通信衛星が狙われている。「中国が衛星をハイジャックし、機能不全に陥らせる技術を軍が開発している」。リークされた米国防総省の機密文書で明らかになった。

「情報通信を重要な戦闘領域と考える中国は、通信を支配するために、衛星回線をハッキングし破壊する能力を開発している」と文書は記している。情報調査局(CIA)から国防総省に報告したもので、4月に21歳の空軍兵が漏洩させた機密文書のひとつ。

文書はさらに、「中心的なネットワークに侵入したり、特定のコマンドを模倣したりする」ことで衛星を乗っ取り、通信や偵察といった機能を失わせることができる」と指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
ホルムズ海峡は2月28日の紛争開始以来、事実上封鎖されている。ホルムズ海峡を巡り、トランプ氏の要請を受けて日本を含む20カ国が再開支持を表明
大統領はSNSにて、米国は「軍事目標の達成に極めて近づいている」と綴った
イスラエルによるガス田攻撃への報復として、イランが湾岸諸国の石油施設を次々と攻撃。ホルムズ海峡の封鎖と供給網への打撃により、原油価格は急騰。世界的なエネルギー危機の再来が懸念される緊迫の事態だ
米軍のイラン軍事作戦により、中国共産党が築いた「大国」の虚像が崩壊。圧倒的な軍事力の差を前に沈黙を保つ中共の利己的な外交姿勢と、トランプ政権の「力による平和」が世界秩序に与える衝撃を鋭く分析した一稿
モサドがイラン高官へ直接警告する通話録音をWSJが公開。米国が軍事施設を、イスラエルが指揮系統を叩く分担で政権解体が進む。精密な斬首作戦とドローン追撃により、イランの統制機能は崩壊の危機に瀕している