世界保健機関(WHO)テドロス事務局長は22日、次の感染症のパンデミック(世界的流行)に備えるために必要な改革を行い、WHOの財政基盤強化のための措置を実行するよう各国に促した。21日撮影。(2023年 ロイター/Denis Balibouse)

WHO改革、早急に実現を 次のパンデミックに備え=事務総長

[ジュネーブ 22日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)テドロス事務局長は22日、次の感染症のパンデミック(世界的流行)に備えるために必要な改革を行い、WHOの財政基盤強化のための措置を実行するよう各国に促した。

WHOの総会で演説し、次のパンデミックは必ずやってくると述べ、これを防ぐための交渉を進める時期に来ていると指摘した。

「必要な改革をわれわれが行わなかったら誰がやるのか。今やらなければいつやるのか」と訴えた。

WHOは国際保健規則(IHR)の改定や2024年の合意を目指すパンデミック条約などについて協議を進めている。24─25年の予算についても審議する。

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