岸田文雄首相は18日午前、主要7カ国(G7)広島サミットへの出発を前に、議長国として「核兵器のない世界への決意をあらためて確認し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くというG7の意志を強く世界に示したい」と語った。写真は記者団の質問に答える岸田首相。4月撮影。(2023年 ロイター/Issei Kato)

サミット、自由で開かれた国際秩序守り抜く意志示す=岸田首相

[東京 18日 ロイター] – 岸田文雄首相は18日午前、主要7カ国(G7)広島サミットへの出発を前に、議長国として「核兵器のない世界への決意をあらためて確認し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くというG7の意志を強く世界に示したい」と語った。被爆地から平和へのコミットメントを示し、歴史に刻まれるサミットにしたいとの考えも示した。

岸田首相は官邸で記者団に対し、国際社会が歴史的な転換期にある中で開催される重要なサミットだとし、「議長としてG7をはじめ国際社会をけん引する強い決意と覚悟をもって臨みたい」と述べた。

エネルギー、食料の安全保障、気候変動や開発など地球規模の課題への貢献や協力の呼びかけを通じて「グローバルサウス」への関与を強化する一方、自由で開かれたインド太平洋に関する各国との連携を確認する機会としたいと語った。

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