トラス前英首相、来週台湾を訪問へ 中国を批判
[ロンドン 9日 ロイター] – 英国のトラス前首相が来週台湾を訪問し、当局の高官と会談する。トラス氏の事務所が9日明らかにした。
トラス氏は首相辞任後に日本や米国で講演し、中国に対し厳しい姿勢を取る必要があると主張しており、台湾訪問中の17日も講演を予定している。
同氏は声明で「台湾は自由と民主主義のシンボルだ。中国の体制がますます攻撃的な言動を取る中で、台湾の人々と直接連帯することを楽しみにしている」と表明した。
関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]