5月8日、ロシアは対ナチスドイツ戦勝記念日に当たる9日を前にウクライナへの攻撃を強化しており、夜間に首都キーウ(キエフ)などにドローン(無人機)・ミサイル攻撃や空爆を行った。写真はドローンによる攻撃を受けたアパート。キーウで撮影(2023年 ロイター/Valentyn Ogirenko)

ロシア、ウクライナへの攻撃強化 9日の対ナチス戦勝記念日控え

[キーウ 8日 ロイター] – ロシアは対ナチスドイツ戦勝記念日に当たる9日を前にウクライナへの攻撃を強化しており、夜間に首都キーウ(キエフ)などにドローン(無人機)・ミサイル攻撃や空爆を行った。

キーウ市長によると、ウクライナ国内にはロシアからイラン製ドローン60機が飛来したが、全てを撃墜した。うち36機はキーウに飛来したという。ドローンの残骸が住宅などに落ち、少なくとも5人が負傷した。

南部オデーサではミサイルで食料倉庫が炎上し、当局によると3人が負傷した。

ロシアはまた、廃墟と化した東部バフムトを掌握しようと攻勢をかけている。

ウクライナ軍によると、過去24時間にハリコフ、ヘルソン、ミコライウ、オデーサ地域に16発のロケット弾が着弾したほか、ウクライナの陣地や人口密集地に対する61回の攻撃と52回のロケット弾集中砲火があった。民間人の死傷者が出ているという。

ヘルソン州当局は9歳の少年を含む8人が負傷したと明らかにした。

電力会社ウクエネルゴによると、今回のドローン攻撃によりドネツクやハリコフなど5地域の配電網に被害を受けた。ただ、主要エネルギーインフラへの被害はなかったという。

一方、ロシアは9日の戦勝記念日パレードに向け準備を進めている。

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