インドの中国国境付近の街でブロックを運ぶ労働者、参考写真 (Photo by SANJAY KANOJIA/AFP via Getty Images)

緊張高まる中印国境 河川や山など中国側が一方的に11か所の名称変更

インドと中国の領有権紛争の引火点となってきたアルナーチャル・プラデーシュ州が、その火種としての運命を逃れられないような事態が最近発生した。 

インド北東部に位置する高標高の同州は、中印国境紛争が発生している地域の南部に当たる。 この9万平方キロにわたる地域は中国側の呼称を「藏南(南チベット)」と言い、中国が領有権を主張している。

アルナーチャル・プラデーシュ州については長年にわたり中印が領有権を争っているが、ザ・インディアン・エクスプレス紙が報じたところでは、4月上旬に中国がアルナーチャル・プラデーシュ州に含まれる土地2か所、住宅地2か所、山頂5か所、河川2か所、合計11か所の場所の名称変更を発表したのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
日本とフィリピンの首脳会談を受け共同声明が発表された。両国関係が前例のない水準の信頼と協力を有する「プラチナ時代」に入ったことを高らかに宣言する歴史的な内容となった
28日、高市総理とマルコス比大統領が首脳会談を行い、国交正常化70周年を機に、両国関係を初の「包括的・戦略的パートナーシップ」へ格上げし、安全保障や経済分野での連携強化で一致した
南シナ海の西沙諸島周辺で、中国による軍事拠点化の動きが加速している。中国共産党政府は「主権」や「自衛権」を主張しているが、各国からインド太平洋地域の安全保障環境への影響が懸念されている
日・ラオス外相会談が開催。中国共産党の「一帯一路」による過度な債務依存に苦しむラオスに対し、日本は「自律性・強靱性」の強化を支援。高市総理が掲げる「パワー・アジア」を通じ、中共の脅威を防御する
タイ東北部ナコンラチャシマ県で、中国人観光客の男2人が貴金属店を襲う事件が発生。2人は旅行費用を使い果たしたため犯行を計画したと供述しており、事件発生から約8時間後に逮捕された