(Kevin Frayer/Getty Images)
上岡隆次コラム

習近平の下克上と未来

ロシアがウクライナに侵攻すると多くの者はロシアが勝利すると分析した。だがロシアは勝利できず戦争は長期化しウクライナ軍の善戦が世界に報道される。ロシアは自軍の損害を隠すが世界はロシア軍の損害を把握する。骨董品の戦車までウクライナに投入することで損害が事実だと明らかになりロシアの地位は低下した。

ロシアの弱体化は連邦内部に影響し加盟国を守ることすら困難になっている。このためロシアの国境付近の国ではロシアの覇権から抜け出す動きが出るようになった。それに対して中国は覇権が拡大しウクライナとロシアの仲裁国を行なうまで成長している。これは国際社会では中国とロシアの地位が逆転したことを世界に示した。

 

▶ 続きを読む
関連記事
最近、ニュージーランドやアメリカの海岸で、野生のアザラシやアシカに石や海藻を投げつけて面白がる中国人観光客の動画が拡散し、世界中から批判を浴びている。しかし現在、なぜ彼らは、何の罪もない動物を虐げて笑うことができるのだろうか。そこには70年もの党文化の洗脳の結果が観られる
なぜ中国は今になって「慰安婦問題」を蒸し返すのか? その裏に隠された日本から【沖縄を奪う】ための恐るべき罠とは?
イラン当局のAI合成動画でモジタバ・ハメネイ師の生存偽装が衣服の矛盾で露呈。ロンドンの億ポンド資産、海軍壊滅、監視企業爆撃、フーゼスターン石油反乱、女子サッカー選手亡命が体制の6亀裂を象徴
日本の戦略的覚醒は、もはや理論上の議論ではない。現実の政策として進行している。ここ数週間、東京は日本最西端の有人島であり台湾から約70マイル(約110キロ)に位置する与那国島に、最新の地対空ミサイルシステムを配備する計画を確認した。
中国の王毅外相が全人代会見で米国の「拳は硬い」と認め、中共のイラン支援力不足を露呈。米中関係で台湾に触れず、日中でも高市氏を名指しせずトーンダウン。外交の脆弱さが浮き彫りに​