よくわかる『黄帝内経』の基本
『黄帝内経』は『素問編』と『霊枢編』の2部から成りますが、その理由はご存じでしょうか。
実はとても分かりやすくて、『素問』は主に中医学が人体の生理と病理に対する基本的な理論を述べています。そして、『霊枢』は、病気を治す方法を主に説明しているもので、医術に関することです。西洋医学も同様に、西洋医学の理論があれば、それに対応する治療技術や手法があります。ただ、両方の医学が扱っている面は異なります。
西洋医学の理論では、ウイルスや細菌が病気を引き起こすとしています。そのため、人体が病気になると、まずどんな病原菌が原因であるかを調査し、それに特化した薬剤の研究開発を行います。これが西洋医学の治療思想です。
関連記事
陰陽の概念は、伝統的な中国社会において、健康から人々の調和に至るまで全てを理解する上での基礎となっています。
陰陽の概念は西洋科学よりも数世紀前から存在しており、用語は異なるものの、後の西洋科学によっても物事の本質の二極性は科学的に見出されます。
中国最古の医学書『黄帝内径』は、「正気存内、邪不可」(身体に正気が存在すれば、邪気は侵入することができない)と説いています。徳を積み、邪心を退け、病が治った人の物語をご紹介します。
ゴボウは現代病の救い手と言われています。その効果は計り知れません。あなたが今悩んでいるその悩みにきっと役立つことでしょう。
ほてりや寝汗、イライラや不眠? 閉経して長いのに、どうしてまだ更年期症状があるのでしょうか? 実は、更年期に伴う身体の問題を解決しなければ、更年期症状は持続するのです。
頭痛はよく見られる現象で、通常は鎮痛薬で緩和されますが、年間525億円以上が費やされています。薬に含まれる成分や悪い効果について知りたい人も多いでしょう。また、自然治療法が効果的なのかも気になるところです。