プーチン大統領と習近平の三文芝居

中国とロシアは独裁者が国家を動かしているが、ロシアによるウクライナ侵攻で習近平とプーチン大統領の会談が行われた。3月21日は中国の習近平とロシアのプーチン大統領が会談し中国とロシアの戦略協力強化で合意。同時に習近平が持ち込んだ仲裁案を平和的解決だと喜んだ。習近平とプーチン大統領は核戦争を回避する認識を公にしたが実際は3月25日になるとベラルーシにロシアの戦術核を配備することを公表した。

さらにプーチン大統領は3月31日になるとロシアの外交政策の概念を承認する大統領令に署名した。新概念の内容は「ロシアは自国や同盟国の防衛」・「在外の国民の保護」であり、自国民の保護を名目に他国に侵攻することを認めている。NATOのストルテンベルグ事務総長は5日、中国とロシアが21日に出した共同声明は“空約束”だと批判した。

 

▶ 続きを読む
関連記事
米国は9月25日、パンデミックへの備えに関する国連の政治宣言への支持を拒否した。これは、トランプ政権が国際的な保健機関との関係を断つ一連の動きの最新の措置となった。
台北市長選で、民進党の沈伯洋氏への支持が若者や無党派層に広がっている。「洋流」と呼ばれる動きを、市政への不満、政策と対話を重視する姿勢、中国共産党による選挙介入疑惑から読み解く
中共が加える力が大きくなるほど、日本で生じる反作用も大きくなる。これまでのところ、中共は望みを実現できていないばかりか、逆に少なくとも6つの悪影響をもたらした
外交では、握手と署名が「決着」を意味するとは限らない。同じ合意を、一方は和平と見なし、他方は次の一手のための時間と見ることがある。トランプと習近平は、本当に「同じ取引」をしているのか
米中首脳会談は中国優勢との見方を覆し、米国の圧倒的勝利と分析。OpenAIの暴走騒動や米中AI開発競争の激化、米「AI軍」創設宣言が力関係を一変させ、中国を交渉の場へ追い込んだ舞台裏に迫る