ウクライナのクレバ外相(写真)は、中国の秦剛外相と電話会談し、「領土保全の原則の重要性」について協議したと明らかにした。2月24日、ニューヨークで撮影(2023年 ロイター/David Dee Delgado/File Photo)

ウクライナ・中国外相が電話会談、領土保全の重要性巡り協議

[キーウ 16日 ロイター] – ウクライナのクレバ外相は16日、中国の秦剛外相と電話会談し、「領土保全の原則の重要性」について協議したと明らかにした。

クレバ外相はツイッターへの投稿で「侵攻を終わらせ、ウクライナに公正な平和を取り戻すための(ゼレンスキー大統領が提示している)和平案の重要性を強調した」と述べた。

中国外務省によると、秦外相は中国政府がウクライナでの戦争がエスカレートすることを懸念しており、ロシアとウクライナが和平交渉に関与することを望んでいると述べた。

関連記事
ドイツ海軍艦艇が22年ぶりに台湾海峡を通過。中国は反対を表明するも、ドイツは国際海域での自由航行の重要性を強調。西側諸国はインド太平洋地域での軍事的存在を強化し、平和維持を目指す。
アメリカ連邦議会下院は9月9日、複数の反共産主義法案を全会一致で可決した。法案には中国のドローン製造会社DJI […]
日本製鉄によるUSスチールの買収は、米国大統領選にも影響を与える重要な争点となっている。雇用維持や経営改善を提案する一方、米国内ではナショナリズムや歴史的背景から反対意見が強まる。米政府がこの買収を阻止する場合、どのような影響を及ぼすか
9月10日、アメリカのホワイトハウスは、孔子学院や中国の関連団体に対する新しい制限法案を支持する声明を発表した […]
米国下院は台湾紛争抑止法を可決した。その内容は中共高官を怖れ慄かせるものだった