タイムトラベル、彼は1958年から2006年にやってきた(3)【小宇宙伝説】

(続き)
 
録音テープの中で、セルゲイはラジオのインタビューに応じ、40年後の科学技術の発展について語り、電子レンジ、無線電話(携帯電話)、人工心臓などの技術について話しました。また彼は、40年後の世界では、血液供給のために人体の自然な脈拍をシミュレートするためのバッテリーを使用した人工心臓を製造できると述べています。
当時のラジオの司会者は驚いて、「もしあなたがこれらの詳細を話さなかったら、私はあなたの頭がおかしいと思ったでしょう」と彼に言いました。

セルゲイが人工心臓について話したとき、調査チームは驚きを隠せませんでした。彼が使用した専門用語は、当時のソビエトの医療分野にはまだ登場していなかった現代の語彙であり、医師でさえ聞いたことがなかったのです。

2006年で得た情報を旧ソ連に
持ち帰ったのだろうか

1958 年から一気に2006年に時空を超えて渡航していたとみられるセルゲイは、オフィスの外に座ってクトリコフ博士に会うのを待っていました。彼は人工心臓について、無線携帯電話について医療関係者に何度も尋ねています。そのため、研究者たちは、セルゲイが 2006 年に見た情報を旧ソ連に持ち帰ったのではないかと推測しました。 

「タイムトラベラー」では、調査チームのメンバーには、心理学の医師、物理科学の学者、写真の専門家、警察、その他の目撃者が含まれており、証拠としてビデオ記録、ラジオの音声記録、写真などが全部あります。

2014 年 3 月 19 日の英国誌『Daily Mail』によると、科学者は、重力波の主要な発見は、私たちの宇宙が独立して存在するのではなく、多元宇宙を構成する多くの平行宇宙の一つであることを示唆している可能性があると考えています。これらの原始重力波はすべて、初期宇宙における特に強力なタイプの膨張を示しています。

スタンフォード大学の物理学者、アンドレイ・リンデ氏は次のように述べています。「ほとんどのモデルでは、宇宙の膨張が発生した場合、多重の宇宙が存在することになります」。
この場合、異なる宇宙では、異なることを行うさまざまなバージョンのあなたが存在する可能性があり、様々なことをやっているかも知れません。

無限に多くの宇宙が存在し、
それぞれが私たちの宇宙と平行している

早くも 1957 年、プリンストン大学の物理学者、ハイ・エヴェレット氏はまた、私たちの宇宙と平行な宇宙が無数に存在し、それぞれの宇宙にすべての物体が存在し、いくつかの宇宙の時空間構造は私たちのものと同じである可能性があると信じて、「パラレルワールド論」を提唱しました。ある宇宙は私たちの宇宙と非常に似ていますが、ある宇宙は非常に異なるものもあるとみています。

コメンテーターの宇真氏は次のように述べています。「科学と技術の発展に伴い、科学者たちは他の次元の存在も証明してきました。世界的に有名な科学者であるニュートンとアインシュタインでさえ、神と他の次元の存在を熱心に信じていました。今日の量子力学と宇宙素粒子物理学も認めています。つまり私たちの宇宙は、人間が見たり感じたりできる三次元空間と一次元の時間だけではなく、多次元空間の存在、つまり異なる空間には異なる時間が存在することを認めます。この宇宙に存在する空間は、現在の科学の範囲をはるかに超えています」。

タイムトラベラー、今日も謎に包まれたままのトピックでもあります。学者の探求と研究は、世界の素晴らしさと不思議を明らかにする扉を開くことでもあります。ある日、時の秘密が徐々に明らかになるでしょう。
さて、今日はここまでです。次回お会いしましょう!
 (完)