深刻な財政難、中国排除の世界的潮流…習近平新指導部が直面する危機
中国では来月初めに「両会」と呼ばれる政治的に重要な会議が開かれる。習氏の側近で固められた新指導部は正式にデビューする。しかし、この「習王朝」はすでにいくつもの重大危機にさらされている。
国政助言機関である全国政治協商会議(政協)と、国会に相当する全国人民代表大会を合わせて両会と呼ぶ。
まず最大の危機は「深刻な財政難」だ。いまや中共のポケットは空になったといえる。ゼロコロナ政策下で3年間に及んだ大規模な感染症対策に多くの資金を費やした。財政当局が発表した昨年の財政赤字は日本円で105兆円以上(5兆6900億元)に上る。
関連記事
中国共産党(中共)の財政はますます逼迫している。中共公安による「遠洋捕撈(越境捜査・拿捕)」の魔の手は海外にまで伸びている。
中国商務省が三菱造船やJAXAなど日本の20団体へ軍民両用品の輸出禁止を発動。本措置は台湾有事発言への報復とみられる。日本の経済安全保障や産業基盤再構築に向けた今後の対応策に注目が集まる
中共中央軍事委副主席・張又俠失脚後、拘束場所に関しては、八一大楼、京西賓館、中央党校など複数説が飛び交った、北京市内で監視下に置かれているとの情報も伝わっている。
中共軍ナンバー2の張又俠をめぐる生存・死亡説や拘束説など、錯綜する内部情報をまとめた。習近平政権下での激しい権力闘争と、軍上層部で続く異例の事態。情報戦の裏で蠢く各派閥の思惑と、最新の動向を詳報
中国共産党の歴代指導部に蔓延する「後宮文化」の実態を、民主化運動家らが告発。女性を権力への報酬として扱う組織的な腐敗と、監視の欠如が生んだ特権階級の闇、そして告発者を弾圧する隠蔽体質を鋭く批判する