2023年1月3日、中国上海同仁医院内の混雑した状況。(HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)

国境開いた途端…「新たな変異株の可能性」=中国CDC首席専門家

中国は今月8日から約3年にわたり閉鎖されていた国境を開放した。開放前までは「新たな変異株は存在しない」と主張していたにもかかわらず、開放した途端、中国疾病予防管理センターの専門家は「新たな変異株が出現する可能性」を指摘した。

中国CDCの首席専門家である吳尊友氏は8日、中国国営放送CCTV(中央電視台)の番組「央視新聞」に出演し、「中国では感染者があまりにも多いため、新たな変異株が出現する可能性はある」と述べた。

中国国家移民管理局の高官は13日の会見で、8日から12日までに1日平均約24万人が海外旅行に出かけたと発表した。この数字は2019年水準の26%程度だという。

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