米国訪問中の浜田靖一防衛相は12日(現地時間)、オースティン米国防長官との会談後、日本が保有を決めた反撃能力(敵基地攻撃能力)の効果的運用に関する議論を深めていくことを確認したと語った。写真は1月12日、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Kevin Lamarque)

日米防衛相、反撃能力の効果的運用で議論深めること確認=浜田防衛相

[13日 ロイター] – 米国訪問中の浜田靖一防衛相は12日(現地時間)、オースティン米国防長官との会談後、日本が保有を決めた反撃能力(敵基地攻撃能力)の効果的運用に関する議論を深めていくことを確認したと語った。オースティン長官からは、核を含む米国の拡大抑止のコミットメントは揺るぎないとの発言があり、日本の防衛力強化に強い支持が示されたという。

浜田防衛相は記者団に対し、抜本的に強化される日本の防衛力のもとでの日米同盟の役割や任務の分担などを巡る集中的な議論を速やかに始めたいとの意向を示した。

関連記事
岩屋毅外相は4日、韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官と電話会談を行った。日韓協力が国際社会全体の平和と安定にとって大事だと確認した
石破氏のもと、対中関係はどのようになるだろうか。対中政策について、高市氏は「タカ派」、石破茂氏は「ハト派」とみなされている。中共にとって、高市氏が当選しなくて安堵した一方、石破氏に対しても一定程度警戒していると考えられる。
石破新内閣の顔ぶれ、経歴とは? 全閣僚のうち、13人が初入閣。総裁選の石破陣営や旧岸田派、旧森山派から複数人が入閣した一方、旧安倍派から入閣した人はいなかった。
新総裁に選出された石破茂氏。次期首相に就任する見通しだ。政策には、国防軍明記、アジア版NATO創設、金融所得課税などを掲げている。
最近日本に対する中露の軍事的挑発が続く中、中共がICBMの発射実験を実施。その意図とは何か。「習近平へのアピール」と捉える専門家もいる