「海外警察署」疑惑のソウル中華料理店 支配人は否定 「私を知らないのか」と記者団叱責
韓国の首都ソウルにある中華料理店が、中国当局が海外に設置する「警察署」になっているとの疑惑が浮上している。料理店支配人は12月29日、店舗前で記者会見を開き疑惑を否定したが、中国当局との関係について言及は避けた。
スペイン拠点の人権団体「セーフガード・ディフェンダーズ」が発表した報告書によれば、中国当局は在外華人の異見者を強迫的な方法で帰国させる「越境弾圧」の拠点を海外に設置している。「海外警察署」と呼ばれ世界53か国、計102か所に存在する。
同団体が12月初旬に発表した更新版報告書によれば、韓国にはソウル市松坡(ソンパ)区にある中華料理店「東方明珠」がそれにあたるとした。
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